胃切除後の患者に「エスペラン錠」内服を。特にダンピング症候群に。

胃切除後の患者は 詳しく訊ねると 食事をきっかけとした不快感に悩む者が意外とおおい。
 上腹部のぼうまん感 はきけ 下痢 ひどいのは心臓のドキドキ 冷や汗 めまい 脱力感 まれに失神。これはダンピング症候群と言われ数年食事のたびに苦しむ人がいる。
 医者は食事療法をうるさく言うが なかなかうまくいかない。
 こんな時 術後早期から
 エスペラン錠(富山化学)一回一錠一日三回 食事中に服用がおすすめ。ほとんどの患者は食事摂取が楽になり しばしば劇的な著効を示す。
 本薬の欧米での治験はない。
 これも「表現力」欠如が原因。