人生は死ぬ為に在る。

生きてる人。その身体のどこかが 年から年中チョビチョビと壊れつつある。大げさに言うと 常時少しずつあちこちで「崩壊」が 進行している。
 生誕から成長期は 「壊れる」「崩壊」の前段階 準備期。
 青春時代の真ん中は いつも迷っているばかり・・・
 人生いろいろ・・・女もいろいろ・・・男も・・・てなこと言いながら いつもいつもどこか壊れつつある。

 壊れ壊れて 死んじまう。しかも一回こっきり!
 ただ これだけのこと。

 痛い 苦しい 情けない おなかペコペコふらふらへとへと 眠れない・・・それでも結局「死」で終わり。永遠の眠り。安寧。

 おカネが 幾らあっても皆同じ。
 どんなに化粧してもみな同じ。
 美人でも 壊れ壊れて 干物かな。