「日本医師会の解散」を命ずる。

昔はデキの悪い開業医がたくさんいた。藪医者だ。「医学専門学校=医専」卒 即県知事から医師免許。むろん国家試験なし。医科大学はもちろんあったがこれとは別。医者はイシャだ。大卒より下。だから医専教授は 医科大なら講師程度。医専卒で開業オーケー ヤブに決まってる。村だったら 村長 教師 坊主 郵便局長と医者は偉かった・・・それと駐在さん。今じゃお笑いものだが そうだった。  
 加えて戦時中に各地に 新医専を増設 インスタント医者をつくって前線へ 軍医として。戦後復員 職なし開業へ カネは入っていい思いをした。妙に威張っておれた。ほかにも戦後のどさくさに紛れて イシャになってるのもいる。いずれにせよ医学の基礎があやふやなのだ。
 この医者たちの集団が「日本医師会」の生い立ち。故・武見太郎氏がこの団体を「学術団体です 日本医師会は」と 事あるごとに絶叫しておられたのは悲劇・悲壮なものだった。
 もひとつ 九十五歳とか百歳で いまなお現役の医者です・・・なんてテレビ報道を見ると 呆れかえって笑ってしまう。この歳で車を運転する「危険人物」よりさらに悪質・・・こんなのが生息してること自体とんでもないことだ。アタマがすでに壊れている。
 健康保険診療報酬の請求を電子化しようとしたら 三十パーセントの医師が廃業を希望した。歳とって ついていけないのだ。
医療行為だって 遅れに遅れてる。それでも「吾輩は医者である」と泰然として 恥じることを知らない。
 今の「自民党」にそっくりだ。
とりあえず ここでは「日本医師会を解散せよ」と命じておく。
 「開業医の質向上」のための第一歩として・・・。