地獄編〜54  この男奇人先ずは内科医・医者を斬る。(33)

昭和24年日本医科大学 赤木某・内科教授。東大出身。教授回診・患者ベッド・サイドで主治医を「この男はバカですから・・・」。患者はビックリ 泣き出す。ちょっと気に食わないと温度板は投げるわ カルテは破るわ・・・やりたい放題。品性・人格など論外。無能な奴ほどこんなもの。嫉妬・ねたみの塊・・・。こんな教授例はなんぼでも耳にする。同期生の初代内科教授・レントゲン診断学泰斗を「内科の講義ができるかな」と酷評。こんなトンデモ教授の弟子達が「どんな育ち方をするか」推して知るべし。反面教師にするは良し。されど学位欲しさにヘイコラご無理ごもっともになったらどうなる?・・・。人格崩壊は必然。「赤木」の仇をナガサキでとなる。後輩には勿論 ヒトに優しくなれない。そんな臨床医・開業医が生まれる。だから威張る。訳もなくやたら怒鳴る。実はこんな現象は今なお日本国中あちこちで見られる。信じられないような話だが 例えば「医局旅行」には関連病院の医員は何が何でも参加せねばならぬなんて話。新入医局員は無理矢理酒を飲まされ 挙句下半身ハダカ・尻の上に刺身を盛られた・・・。狂気と言わず何と言う?!。倫理も何もあったもんじゃない。最近の実話である。
 教養もへったくれもない。呆れかえって話にもならぬ。まともなヒトには想像を絶する話。俗に言う「暴君」だらけ。こんな輩・有象無象の何と多いことか!。今や役所は無論 会社 学校 商人 家庭内・子供にまで暴君が溢れかえってる。
 実は二代目内科教授がまさにこいつだった。奇人インターン時代に初代教授定年退職。内科のやり手七人の侍らが必死で内科崩壊を防ぐべく新人勧誘。彼らの熱意にほだされ奇人を含め四人入局。四十代の新任教授に訳も分からず何がしか内科大発展を期待した。
 しかし事態は深刻だった。入局三ヶ月後には侍たちは全員消えた。一人は病院の廊下で衆目のなか教授と怒鳴りあいの大喧嘩となった。
 そもそも医者なんて一口で言えば「社会人失格者」が極めて多い。「一般社会人」としての常識・識見・教養がない。妙に「偉そう」な言動。不遜な態度。目に余る輩が不思議なくらい沢山いる。学生時代が長く インターン時代に早くも先生と呼ばれ 以後開けても暮れても「センセイ・・・センセイ・・・」。いつの間にか ホントニいつの間にか「バカ・トンマ」になり果てる。「センセイと言われる程のバカは無し」。しかも当人たちはそこに気付かない。だから一層重症で性質が悪い。
 おいおい 呆れる話をしてみたい。